奄美ホライゾン日記blog


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芳賀日出男先生とドラゴンフルーツ

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奄美が日本復帰した昭和28年を少しすぎて昭和30年に、調査団として、九つの学会が奄美群島に入ってきました。そのとき、民俗写真家として来られたのが芳賀日出男先生でした。合計2万枚もの写真を撮影し、当時のことですから、現像のために東京は送っていたそうです。先生は、そのころ、新婚ほやほやだったそうで、現像フィルムを新婚の奥様のところへ送っていたようで、「奄美は私にとって青春でした」という言葉には、ご夫婦の様々な思いが込められていたのだと思います。現在、満97歳となられましたが、ごらんのようにお元気です。
 先日、息子の日向さんご夫婦が、秋名のショチョガマや平瀬マンカイに撮影に来られたので、奄美の果物をお送りしました。写真はドラゴンフルーツの赤。おいしいおいしいと先生が喜ばれたそうで、この写真が添付されてきました。送った私もうれしい!!です。その他、島バナナ、花良治(けらじ)みかんをお送りしました。
 いつもお世話になっているやっちゃばさんから、送ってもらったのですが、島バナナが熟れてすぐ食べられるまで待って送ってくれたようです。島バナナを先生に召し上がっていただきたくて、「いいやつ送ってね」と念押ししておきましたので〜(笑)

 昨年だったか、東京の富士フィルムで先生が写真展を開催したとき、オープニングには若い女性たちがいっぱい来ていたそうです。それは、先生が折口信夫の門下生であるということもあるらしい。足腰が弱くなった芳賀先生ですが、原稿書きにかなり張り切っておられるとか。「実るほど垂れる稲穂かな」をいつも感じさせてくれる写真界の重鎮、芳賀日出男先生の近況でした。まだまだお元気でご活躍ください。

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# by amami-horizon | 2018-09-29 11:57 | 情熱人コーナー

台風 南日歌壇/9.27 二席

巨大台風が近づいています。今年は、デイゴの花があまり咲かなかったので、台風が少なくなると期待していたのに〜

(小島ゆかり選)
台風の近づく報を見てをれば小さき奄美は捕虫網に入る 浜田ゆり子 
 (評/たちまち天気予報の台風進路予想図が見える。奄美は台風銀座と言うぐらい台風がよく来るらしい。「捕虫網に入る」が、言い得て妙。)

今、まさに台風が近づいている奄美です。テレビの台風情報では、沖縄奄美あたりで、向きを西側に変えて本土へ向かうことが多いですね。偏西風などの影響もあるのでしょうけど、奄美と屋久島のあたりがなんだか魔の地域に見えてきます。ここは、大昔は、揚子江の河口にあたると聞いたことがあります。黒潮もここで向きを変えますが、海底がとても深いのだそうで、船が何隻も沈没している魔の地域であります。
                  

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# by amami-horizon | 2018-09-29 11:38 | 短歌

NHK短歌 10月佳作

鈍色の腹に一輪描かれし「櫻花」は沖縄の空へ消えたり 浜田ゆり子

日本は多くの特攻兵器を作ってきましたが、「櫻花」もその一つ。

 以前、共同通信者の記者だったころ、喜界島に海軍の飛行場があり、鹿屋を飛び立った特攻隊員らは一度喜界島に降り立ち、燃料補給や機体整備を行って、2〜3日後には沖縄へ旅たって行ったことを知りました。

 昭和20年6月10日、海軍第二神雷(じんらい)爆戦隊の6名は、6機の零戦にそれぞれ500キロ爆弾を載せて鹿屋基地から喜界島に進出。川嶺山中の宿舎で、出撃命令がくるのを待っていました。8月11日に下令。1機は機体が破損して動けずも、5機は13日18時30分に出撃。そのうち、3機は機体故障ですぐ引きかえすも、2機はそのまま飛行し沖縄中城(なかぐすく)湾に突入。沖縄戦における海軍最後の特攻となりました。布告番号210。


こうした事実を取材するなかで、2機に乗っていた特攻兵の足跡をたどっているうち、彼らはもともとは、「櫻花」という特攻兵器に乗るはずだったことを知りました。それを誇りにしていたという証言も得て、憑かれるように、レプリカがあるという茨城県神之池の掩体壕まで出かけて行ったことがあります。「櫻花」とは、プロペラも車輪もなく、燃料も積まず、大型爆撃機に吊るされて目的地である沖縄へ向かう、恐ろしく馬鹿げた小型特攻機です。

 かまぼこ型の掩体壕のなかで、息をひそめる「櫻花」は、レプリカであるにしても恐ろしい存在感でした。鈍色の機体の胴体には、櫻の花が一輪描かれているばかり。絶対、生きては帰れぬ特攻機は、吐き気がするほど、不気味に光っていました。

 こんな気持ちを少しは残しておきたくて、歌にしてみました。

 余談ですが、神之池の掩体壕を探すとき、バスを降りて引き寄せられるようにに歩いていくと、公園の隅に隠れるようにして掩体壕はありました。ときどき、そんな時があります。

 喜界島には、飛行場の横に旧海軍慰霊碑があります。引き返した特攻隊の隊長だった方は戦後自衛隊のパイロットとなり、この慰霊碑建立に尽力されたそうです。終戦2日前のできごとでした。



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# by amami-horizon | 2018-09-24 17:03 | 短歌

南日歌壇 8/9 極楽鳥花

●朱の色のティアラを載せて空見上ぐ極楽鳥花は南風(はえ)に揺れつつ 
                    浜田ゆり子(小島ゆかり選)

極楽鳥花は私の好きな花です。奄美市笠利町の小高いところ場所で、園芸用に栽培されている花畑を取材したことがあります。何百もの極楽鳥が、奄美の空を見上げて飛び立ちたそうにしているのが、印象的でした。神様はなんという素敵な形をくれたのでしょう。


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# by amami-horizon | 2018-09-24 15:59 | 短歌

NHK短歌7月号

長らくPCの投稿ができなくなっておりましたが、再開です!

無骨なる島大根と塩豚を炊けば師走の空あたたかし  浜田ゆり子

(「塩」が兼題の、佳作。
 奄美では、師走には、豚骨野菜(ワンフィネヤッセ)という島料理で
年越しをします。私は、島唄者の西かずみさんに、美味しい作り方を教わりました。なんと、キビナゴの出汁のほか、鶏の骨肉でも出汁をとるのです。そうするとまろやかな味が加わります。島大根は、有良という集落で作られる有良大根(あったどこね)。かなり大きくて、無骨なのですが、これが味がしみておいしい。大根ではなく、切り干し大根で作る方が多いのですが、「まるくなるように」という願いを込めて、やはり大根で作る方が昔ながらのつくりかたのようです。。
 豚骨野菜は、今では正月だけではなく、お盆など人が集まるときによく作られているそうですが、昔は年末に豚を屠して塩豚にし、高倉などに吊るして保存していたと聞いていますので、お盆まではもたなかったのでは?
 年越しから正月にかけての豚骨野菜は、奄美ならではの味とおもいきや、先日、沖縄から来られた方が、「沖縄のおでんだね〜」といったので、今度沖縄に行ったら、沖縄おでんを食べてみようと思います。キビナゴの出汁は使ってないとおもうけども〜。

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# by amami-horizon | 2018-09-24 15:52 | 短歌

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